無料着付教室の十二回目です。
今日も一人、着物を着て教室に来られた方が増えました。着物を一着しか持っていないとおっしゃっていた彼女は、先日のセミナーで草履を買い、その後羽織を購入し、外出できるようになった様子。少しずつ着物生活への準備が進んでいるようです。教授の方法はともかく、着物を着たいという思いの現実化という意味では、この教室は役立っていると思います。
私は、普段着ている地味な着物を着ていったら、「だんだん様になってきたわね。」と先生にお褒め(?)の言葉を戴きました。
今日は
留袖を持参してのレッスン。持っていない人は普通の着物でのレッスンでした。
私は初めて留袖に触れました。比翼襟(ひよくえり)という言葉を聞いたことはありましたが、まさか、袖と裾も比翼仕立てになっているとは思ってもいませんでした。日本人というのは本当に見えないところにこだわりを持たせる人種なのだと感心しました。
(ちなみに、比翼とは端が二重になって見えるように仕立てることを言います。布が1.3倍くらいに増えているのですから、着物を羽織ってみると重いです。でも、この重さがお祝い事に対する重厚感が感じられ、気が引き締まる思いがします。)
一番気をつけるのは、比翼襟の扱いでした。胸元が緩まないように白い内側の襟を引くのがポイントでした。おはしょりの辺りも白のラインが見えるように処理するとのこと。
他の生徒と違って、私は紐の手結びで着付をさせて頂いているので、右の比翼襟がずれないように左手で抑えていなければならず、左の比翼襟を整えるには右の片手だけで行わなければなりません。なにげなく、「片手で処理するのは大変だ。」とつぶやくと、すかさず先生は
コーリンベルトが便利なのよ。買ってきなさいよ。
はー。うるさいなぁ。。。もう。。。難しい方法で上手く着付けられるように、私はなりたいのですよ。そう言ってあるのにわかってもらえない。というか、相手の気持ちかまわず意思を押し付けるのが日本和装なのであきらめるしかないか。ある種、新興宗教みたいだ。実際他を見ていない生徒さんは先生の信者のようになっているし。
帯揚げと帯締めは礼装用の白のものはわざわざ用意するのが面倒だったのでいつもの色物をしたら、「小物は白ね。」
んー。もう、知ってるよ、それくらい誰だって。いいじゃん、練習なんだから。ここは品評会の場所じゃないのよ。と思うのは人間出来てないなぁ。たぶん、セミナーでご購入された品をべた褒めしていた会話が傍から聞こえてきたからだと思う。。。
今後のスケジュールについて説明がありました。
次回の
テスト内容は、着物を着て二重太鼓を20分で着付ける実技と筆記。筆記は、セミナーのときに配られた用紙に書いてある内容が出るとのことでした。
15回目の授業となるパーティーについては次回、申込書が配られる。パーティーまで二ヶ月も時間が空いてしまうため、ランクアップ講座というものが追加で開催されるとのこと。
講義は5回で、主に変わり結びを学ぶ。一回目から、名古屋帯の角だし、袋帯の角だし、袋帯ののしめ太鼓、セミナー、他装(人に着付をする)。やっぱ、セミナー、あるのね。。。
「袋帯ののしめ太鼓は、普通は人に結んでもらう帯結びなのよ。一人で結べるように私が独自に考え出した方法をお教えするわ。」と、これまたさもすごいことのようにおっしゃってました。
でも、
別に普通の着付教室でも一人ののしめ太鼓は教えてますから〜。(先生斬りー)
ランクアップ講座は、14回目の通常コースの後引き続き同じ時間、同じ教室で行われる。「前の修了生にも声をかけるので生徒は増えるかもしれません。あなた方はこういった講座が同じスケジュールで出来ることはとてもラッキーなことであり、恵まれていますよ。」と恩着せがましく先生はおっしゃっていました。
思うに、前のクラスは修了生が少なくできなかったようで(確か前回の修了者はわずか1名でした。)、今のクラスは脱落者がひとりもいないのでランクアップ講座が成立したようです。
つまり出席率がいいと、先生の仕事も増えて万歳というわけですな。
検証へつづく。。。
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